40代のワーママさんの中には30代の時とは何かが違うと感じていたりしませんか?そうです、40代は単なる30代の延長ではないです。現在50歳になった私が40代の10年間を振り返り断言します。
40代は日常や心身に変化がありいろいろ悩む時期です。40代をどう生きるかで人生後半戦を悔いなく生きやすくなるかどうかが決まります。
幸せな人生にしたいですよね。
死ぬ時自分の人生後悔したくないですよね。
大丈夫です。
そのためには、まずは幸せになる決心をしてください。これが一番重要です。
そして、忙しい毎日でも自分時間を必ず作ってください。
毎日30分、できたら毎日1時間は作って自分のやりたいこと、好きなことをしてください。
無理〜!!とすぐ諦めないでください。
人間、無理と思ったらできない理由探しをします。できると思ったらどうやったら可能になるかを模索します。できると思って可能性を模索して行動に移してみてください。少しずつかもしれませんが、きっと今より好転していくことを実感できると思います。
このブログは自分の現状にモヤモヤしている40代のワーママさんに読んでもらいたいです。
人生における40代がどのような時期かを理解することで自分時間を作ることの大切さがわかります。自分時間の作り方をヒントにして実際に行動して人生後半戦の良いスタートをきって欲しいと願っています。
ワーママ40代の時期
生活の変化
子どもがある程度大きくなると保育から教育へと変化します。宿題をみたり、習い事や塾の送迎や引率があったり、PTAとして学校行事に携わったり大変だと思います。仕事ではベテランの域に入って後輩に指導したり、役職について役割が増えたりする人もいるはずです。
自分、夫の親は高齢になり、だんだんと親の介護も気になっていくと思います。
とにかくやるべきことがどんどん増えていき、とても忙しい時期だと感じると思います。
体の変化
日常生活でやることは増える一方なのに体力は少しずつ落ちているのを感じます。更年期に入ると老化と更年期の症状が合わさってさらにに辛いと感じる人も少なく無いです。肌や髪、体型など見た目の変化(老化)が加速しているように感じます。
心の変化
人生後半戦について考え始めます。このままの生活を送っていたらどんな未来になるのか先がなんとなく見えてきます。
更年期でホルモンバランスが崩れると不安や心配が大きくなりやすいです。
まとめると、ワーママの40代は体の変化に不安を感じながら、やるべきことに日々埋め尽くされてしまって、自分で生活をコントロールすることが難しいとてもストレスフルな時期です。
幸せになる決心をする
自分の人生後悔しないために最初にしないといけないことは「幸せになる決心をする」ことだと私は思います。ちゃんと決心しないと行動に移せないからです。
「これでいいのかな」と違和感を感じているのに、同じ毎日をこの先ずっと繰り返すだけで勝手にハッピーになっていくことはありません。
気づいていると思います。「私」を幸せにするのは「私」ですよね。
人は何に後悔するのか
書籍「死ぬ瞬間の5つの後悔」ブロニー・ウェア(著)に人が死ぬ前に後悔することが挙げられています。
・自分に正直な人生を生きればよかった
・働きすぎなければよかった
・思い切って自分の気持ちを伝えればよかった
・友人と連絡を取り続ければよかった
・幸せをあきらめなければよかった
私の母は63歳で亡くなりました。母は父が転勤族だったためその土地でできるパートを転々としていました。私たち子ども達には言いませんでしたが「もっと自分のやりたい仕事をしたかった」と死ぬ前に話していたそうです。
79歳で亡くなった義理の母も同じように後悔していました。病気とわかってから私に話をしてくれたのは「もっと自分がしたいように生きれば良かった、あの時の私はできなかったけれど、今の私ならできる」と。その10ヶ月後に他界しました。
私は高校家庭科の教員をしていたのですが、教科書には高齢期の特徴として「自分の人生をこれで良かったと受け入れる時期」と書いてあるものがありました。でも、現実はそうではない人も多いのかもしれません。
私たちは人生において、やってしまって失敗したことを後悔するのではなく、やれば良いと思っていたことを結局やらなかったことに後悔をするようです。
40代で「幸せになる決心をする」理由
人生100年時代と言われるようになりました。40歳の時点で人生の4割生きて残りの人生まだ6割あると思いますよね。でも、それは違います。
実は40歳時点で人生の体感時間の約83%が終わっているんです。驚愕ですよね。これは「歳を取ると未経験のことが減るから、その分、時間を短く感じる」というもので「ジャネーの法則」によります。歳を取れば取るほど1年があっという間に感じられるのはこれが理由なんですね。
また、人間は死ぬまで健康でいられるわけではありません。認知症になったり病気になってベットの上で生活することもあります。ここまでではなくても自分のしたいことが思うようにできない状態になっていきます。データとしても、健康上の問題がなく日常生活を送れる期間を示す「健康寿命」は2019年時点で75歳という結果が出ています。
ここまで読んでいただいたら、40歳時点で残された人生の時間はとても少ないことに気付くと思います。
人生後半戦は思っている以上にあっという間です。なので、40代の今が「幸せになる決心をする」時です。
自分時間を作って人生好転させる
幸せになる決心をしたら、まず何をすれば良いのか考えないといけません。
後悔しない人生にするため「人が変わる方法は3つしかない」という経営コンサルタントの大前研一さんの言葉はとても有名です。
・住む場所を変える
・付き合う人を変える
・時間配分を変える
引っ越したり、日常的に関わる人を変えることは難しい場合が多いと思いますが、時間の使い方を自分でコントロールすることは可能な部分があります。
今は時間が無いから、今は子どものために、今は仕事が忙しいから、もう少ししてから自分のやりたいことをしよう、そう思っているかもしれませんが、本当にもう少ししたらあなたは行動できるでしょうか。その時になったらもう何かをする気力や体力が残っていないかもしれません。それを受け入れられるならいいと思います。受け入れられない気持ちが大きいなら「今」行動を始めてみませんか。
ここで、自分を優先することへ罪悪感を感じてしまう方もいらしゃっるかもしれません。これは他人にどう見られているかが気になって他人基準で物事を考えてしまっているからだと思います。
それに、自分が我慢して尽くせば家族や大切な人が幸せになるというのは少し違うようにに感じます。
私自身のことですが、自分が本当にやりたいこと、好きなこと、何に幸せを感じるのか全くわからない時がありました。もう生きてる意味が子どものためとか今の生活を維持することでしかなかったです。
自分について何も感じなくなってしまったらもったいないです。
他人にどうみられているかより自分はどうしたいのか、自分は何に幸せを感じるのかを立ち止まって考えてみて欲しいです。これを考えるためにも自分時間を作ることは必要になると思います。
限られた時間をどのように使うかについて考えることは人生をどのように生きるのかを考えることです。私たちは確実に死に向かって進んでいます。時間は命そのものです。
自分時間を作る方法
それでは、具体的に自分時間を作る方法を説明します。
1.現状把握
1日の生活時間を記録して可視化してみましょう。面倒だし、自分を直視するのは怖いと思います。私も同じでした。でも、本気で時間配分を変えて人生好転させたいならこれをしないといけません。
やらなくてもいいことに時間を費やしていることに気付くはずです。例えばなんとなく見ているSNSやYouTube、テレビなどです。
2.「やるべき」や「こだわり」を手放す
料理、買い物、洗濯、掃除など日常の家事において、私がやるべき、このやり方でないといけないと思い込みでやっていることがあるはずです。本当にそうでないといけないのかを考えてみてください。
私でなくても自分以外の家族の協力、業者、家電で解決することもあるかもしれません。多少出費が必要になったとしても時間に余裕ができたり、長年使うものの購入であればコスパが良かったりする場合もあります。特に食洗機や自動乾燥洗濯、お掃除ロボットは文句も言わず仕事をしてくれるので心強い味方になるはずです。
人付き合いも見直してみると、年賀状やお歳暮等のやり取り、職場の飲み会、ママ友の集まりなどもなくても困らないこともあるのではないでしょうか。私の友人は年賀状をやめた人が何人もいます。私は儀式のような贈り物はしていません。また、本当に行きたいランチ会や飲み会などのお付き合いだけすると決めています。
親の介護も自分がしないといけないと思わなくてもいいと思います。親を大切にする方法は日常生活を面倒見ることだけではないと思います。
私は父親や義理の父母と離れて暮らしていました。父が認知症になった時は一緒に生活はできないけれど父が気分よく生活できる施設を探しました。精神状態がどんどん不安定になっていた父は施設に入所してからとても安定し笑顔で生活しています。
義理の父母が病気になって入院した時はどうしたたら入院生活が快適になるか、退院して老夫婦だけで自宅療養する際はどんなサービスを受けることができるのか調べたりしました。
お互いのために「できることをする」でいいのではないかと思います。
3.優先順位をつけて時間配分をする
現状把握して、やらなくても大丈夫なことを手放したら、やることに優先順位をつけます。
自分の人生で「やりたいこと」「好きなこと」をする時間は最優先で確保してください。自分時間を作ることが目的であることを絶対忘れないでください。
例えば
・夜は洗濯を干すのをやめて乾燥機に任せてその分早く寝る。朝30分早起きしてウオーキングする。
・なんとなく見ていたスマホ時間を読書時間にする。
・外食や惣菜の日をあらかじめ設けて買い物、調理、片付けの時間を趣味やスキル向上にあてる。
何かしら工夫できるはずです。
もし、今はとにかく休みたいと感じているなら、自分時間を睡眠や休養に全部当てて良いと思います。まずは元気になることが大切です。ヘロヘロな状態で何かをしても効率は悪いし、好きなことも嫌いなことになってしまう可能性があります。「やりたいこと」「好きなこと」は元気になったらどんどんできます。
まとめ
ワーママの40代は体力の衰えを感じたり更年期が重なったりして心身不安定なのにやることが増えてすごく忙しく感じる時期だと思います。同時に40代は人生後半戦のスタート地点です。人生後悔しないために「私」が「私」を「幸せにする決心」をしてほしいです。「忙しい」「できない」と思わず、できるためにはどうしたらいいかを考えてみてください。そして、自分の「やりたい」「好きなこと」をするための自分時間を作って今を楽しんでほしいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。